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2008年07月25日(金) 07時06分

霧島の女児虐待 「半年以上殴った」 傷害容疑の同居男が供述西日本新聞

 霧島市隼人町住吉の幼児虐待事件で、傷害容疑で逮捕された内装業中村栄治容疑者(38)が県警の調べに対し「一緒に住み始めた今年初めごろからたびたび殴っていた」と供述していることが24日、分かった。県警は中村容疑者が半年以上、同居の女児(4つ)に虐待を繰り返していたとみて捜査している。

 調べでは、中村容疑者は「女児がよくうそをつくので、しつけのために顔や尻を素手で殴った」と供述。女児には顔を中心に複数のあざやすり傷があり、県警は日常的な虐待の結果とみている。

 中村容疑者は17日午前0時すぎ、自宅で、同居女性(25)の長女のほおを殴って土間に倒し、頭を強打させた疑いで逮捕された。女児は意識不明の重体。

=2008/07/25付 西日本新聞朝刊=

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080725-00000006-nnp-l46