2008年07月25日(金) 22時40分

産業技術総合研究所と矢崎総業、次世代自動車部品の研究開発と人材育成で連携（レスポンス）

産業技術総合研究所と矢崎総業は、研究開発と人材育成で連携、開発した技術を産業技術として確立し、日本の産業技術の振興を図ることを目的に協力協定を締結することに合意した。

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協定に基づいて産総研は矢崎総業を担当とする「ホームドクター型コーディネータ」（HD型CDR）を矢崎総業へ派遣する。

HD型CDRは、矢崎総業の技術開発ニーズを深掘りし、産総研の技術シーズ、研究開発ポテンシャルとのマッチングを図ることで、数年後の実用化を目指す次世代自動車部品などに関する研究開発課題を企画・立案する。また、両者で連携課題の検討と進捗状況、成果の管理を行うための「連絡会」を設置し、定期的に開催する。

HD型CDRは、企画・立案した研究開発課題を連絡会及び矢崎総業内の技術審議会に提案し、承認された課題を共同研究あるいは産総研の受託研究として産総研が実施し、その成果として得られた知的財産権は両者で共有する。

さらに、産総研が雇用したポスドクなどをこれらの連携研究に従事、研究開発終了後に矢崎総業がこれらのポスドクなどの雇用に進むように、産業技術人材育成を行う。

《レスポンス　編集部》

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