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2008年07月25日(金) 12時41分

【ストーカー判事】検察側は懲役6月求刑産経新聞

 知人の20代の裁判所女性職員に執拗(しつよう)にメールを送ったとして、ストーカー規制法違反の罪に問われた宇都宮地裁判事、下山芳晴被告(55)の初公判が25日、甲府地裁(渡辺康裁判長)で開かれた。下山被告は「すべて間違いありません」と罪を全面的に認めた。検察側は「執拗にメールを送るなど犯行は悪質で社会に与えた影響は大きい」と懲役6月を求刑した。

 起訴状によると、下山被告は甲府地裁都留支部長だった2月19日からの約1カ月間に、恋愛感情を満たす目的で、女性が所持する携帯電話機に16回にわたって、「こんばんわ! 今何してる? もうお風呂入った?」「身体きれいに洗っておいてね」などと、性的な表現を含む内容のメールを送信する、つきまとい行為を繰り返した。

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