2008年07月25日(金) 06時01分

＜森山直太朗＞７万人動員のツアー最終公演で男泣き　マリエらも応援（毎日新聞）

　歌手の森山直太朗さん（３２）が２４日、東京・渋谷の「Ｃ．Ｃ．Ｌｅｍｏｎホール」でコンサートツアー「諸君！？」の最終公演を行った。４月にスタートした同ツアーは、全国３５公演で計約７万人を動員。森山さんはツアーのきっかけを生んだ曲「諸君」を歌う途中で感極まり、涙ぐむ場面も見られたが「みんなありがとう。足腰が立たなくなっても魂の続く限りツアーを続けていく。来世でも会おうぜ！」と飛躍を誓った。

【写真特集】森山直太朗：アルバム「諸君」インタビュー　「時代の風を感じたい」動画も

　ステージでは、森山さんの代表曲「さくら」や、専門学校のＣＭソングに起用されている新曲「生きてることが辛いなら」（８月２７日発売）など２１曲を披露した。１００万枚以上を売り上げた「さくら」では冒頭をアカペラで歌い聴衆を魅了。ほか、アルバム「諸君！！」に収録した「遠い渚のラブソング」の歌唱前には、大学時代にアルバイトした海の家で出会った“ヒデミさん”との恋（という設定）を寸劇で展開し、集まった約３０００人のファンを沸かせた。

　アンコールでは「『未来は明るい』というとみんな笑うでしょ？でも、今日は音楽を通じてみんなとひとつになることができた。共有した時間は自分の中にずっと生き続ける。自分たちの未来は明るいと一人一人が思えば、未来は明るくなると信じている」と前向きなメッセージを伝えて、ツアーを締めくくった。観客席にはモデルのマリエさんや、お笑いグループの「東京０３」らも駆けつけ、最終公演を見守っていた。【西村綾乃】

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