2008年07月24日(木) 02時05分

＜岩手県沿岸地震＞青森・八戸で建物火災　高速道路も不通（毎日新聞）

　岩手県沿岸北部を震源とする地震で、青森県三沢市によると、地震の影響で同市織笠に住む女性（７０）が階段から転落し、近くの病院に救急搬送されたほか、一部のホテルでエレベーターやボイラーが緊急停止。宿泊客が驚いて外に飛び出すなどした。また、コンビニエンスストアの棚の商品が落ちるなどし、女性店員が「怖かったです」とおびえた表情で話していた。

　八戸市類家１と同市十三日町で２４日午前０時５０分ごろ、地震によるとみられる建物火災が発生したと通報があり、消防署員が確認に向かった。

　六ケ所村に本社がある日本原燃によると、使用済み核燃料再処理工場などへの影響は２４日午前１時現在、報告されていないという。工事が始まったばかりの大間町の大間原発でも、Ｊパワー（電源開発）が建設予定地をパトロールした。

　東北縦貫車八戸線は全区間と、東北自動車道安代ジャンクション−仙台南インターが通行止めとなった。

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