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2008年07月24日(木) 01時26分

東北地方の大地震ドキュメント中国新聞

 ▽岩手で震度6強

岩手県沿岸北部で震度6強。青森では震度6弱。

 ▽マグニチュードは6・8

 気象庁によると、岩手県沿岸北部で震度6強を観測した地震の規模はマグニチュード(M)6・8と推定される。津波の恐れはないとしている。

 ▽震源の深さは120キロ

 気象庁によると、震源地は岩手県沿岸北部で、北緯39・7度、東経141・7度。震源の深さは約120キロ。

 ▽警察署の棚のコップ落ちる

 青森県警によると、同県三戸町の三戸署の署内では、棚から物が落ちたり、コップが落ちたりした。

 ▽気象庁が会見

 岩手県沿岸北部の地震で、気象庁は二十四日午前二時から記者会見する。

 ▽テレビが棚から落下

 岩手県警によると、同県岩泉町の岩泉署内では、キャビネットからテレビ一台が落ちた。

 ▽新幹線に影響なし

 岩手県で震度6強を記録した地震で、既に運行を終えていた東北新幹線の列車に影響はなかった。JR東日本は施設設備の安全点検を始めた。

 ▽女川、東通原発は通常運転

 東北電力によると、宮城県の女川原発と、青森県の東通原発は通常通り運転している。

 ▽高速道路で通行止め

 日本道路交通情報センターによると、高速道路では施設の安全点検のため、東北、八戸、釜石、秋田道などが通行止め。道路の倒壊など大きな被害は二十四日午前一時現在、確認されていないという。

 ▽三沢市で女性負傷

 青森県三沢市消防本部によると、同市織笠二丁目で七十代の女性が自宅の階段で転倒、骨折の疑いがあり病院に搬送された。

 ▽数人が軽傷

 青森労災病院の対策室によると、地震で市民数人が搬送されているが、いずれも軽傷。

 ▽岩手県が対策本部

 岩手・青森の地震で、岩手県は二十四日、達増拓也知事を本部長とする対策本部を立ち上げた。

 ▽1人がガス中毒

 総務省消防庁によると、地震によりガス中毒になった人が一人いるという。

 ▽八戸市内で火災との通報

 八戸市消防本部によると、地震発生後の二十四日、市内で火災が発生しているとの通報があり、消防車が出動し状況を確認している。

 ▽青函トンネル内で北斗星が待機

 JR北海道によると、青函トンネル内を走行中だった札幌発上野行き寝台特急北斗星2号が、地震による青森県側の状況確認のため、トンネル内で停車、待機している。

 ▽岩手、青森で停電

 東北電力コールセンター(仙台市)によると、岩手県内と青森県八戸市の広い範囲で停電した。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200807240256.html