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2008年07月24日(木) 12時01分

ゴーヤで夏の暑さを吹っ飛ばせ!!オーマイニュース

 「暑い! 暑い! 暑い!!」

 と、豪語したくなる毎日である。

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 連日連夜続いている夏日と猛暑日。もう何日になるだろうか。数えるのもおっくうになるほど、暑さはとどまる気配がない。

 汗は止まらず、冷えた麦茶はすぐなくなる。エアコンが苦手な私にとっては、この暑さに体力を奪われていく感がある。

 一体いつ、夏の暑さが足踏みをするのか? 今年は「これぞ夏!」という日が、毎日にように続いている。

 とはいえ、暑さにウダウダ言っても何も始まらない。否定的なことを言い続けるのは、私の性格らしくない。

 「そうだ、体力を補おう!」

 体力が奪われるなら、その体力を作ればいいのだ。

 私は家庭菜園をしているのだが、今やジャングルのように、育っている。今年は特に暑さが続いているだけに、夏野菜の王道である「きゅうり」に「茄子(なす)」、「トマト」に「ピーマン」の生育が非常に良い。

 取っても取っても次から次へとなっていく。私の食卓は、これらがほとんど主食であり、食卓にこれらが並ばない日はない。レパートリーは変わるが、毎日のように収穫できるこの夏野菜から補える体力は大きいものである。

 夏は夏野菜に限る! そんな毎日を送っている。

 ところが、最近になり、ようやく実がなってきた野菜がある。今年はなかなか実になるのが遅かったのだが、私の体力を察してくれたかのように、ある野菜が実をつけてきた。

 それがゴーヤ(にがうり)である。

 夏野菜の王様とも言える「ゴーヤ(にがうり)」であるが、この食材は、夏を乗り切るにはもってこいの野菜なのだ。

 タンパク質にビタミンC、カロチンが多く含まれており、疲労回復や夏バテ防止にひと役買ってくれる。整腸作用も高く、おまけにコレステロール値の降下作用にもつながったり、さらには便秘解消にも役立つ働きがあるという。まさに、夏には必要な食材だ!

 ゴーヤには、さまざまな食べ方があるが、私が特に好む方法は、豚バラ肉と玉ねぎ、そして卵でいためる食べ方だ。醬油(しょうゆ)とみりん、砂糖に適量の塩を入れ、さっと炒(いた)めれば完成。シンプルだが、まさに絶品である。箸が止まらなくなることは間違いない。これにはビールが絶妙に合う。

 最近は、にんにくも一緒に炒めて食べたりもする。香りが行き届き、味が濃くなる。口の中で広がるにんにくがこれまた食欲をそそる。元気モリモリになるのは間違いない。これもビールによく合う。連日連夜、酔っぱらいになってしまうほどだ。

 ゴーヤは、収穫の真っただ中であり、お店でもお手ごろな価格で手に入る。家庭菜園をしていなくとも、どこでも手に入る野菜だ。

 夏バテ、夏の疲れ、そして夏の暑さを吹き飛ばすのは、やはり元気が出る料理を食べることにある。元気の源は何だかんだ言っても、食であるのは言うまでもない。

 この暑さ、体の不調を感じたら、まずはゴーヤを食べてみよう!

 ゴーヤを食べて夏の暑さを吹き飛ばそうではないか。

(記者:花嶋 真次)

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