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2008年07月24日(木) 10時30分

ロボット力士が対戦−富士ソフト、「全日本ロボット相撲大会」開催へアキバ経済新聞

 秋葉原に拠点を置く富士ソフト(神奈川県横浜市)は、8月31日から「全日本ロボット相撲大会」を開催する。

 同大会は学生や社会人に、ロボット制作を通して「ものづくり」の楽しさを知ってもらうことを目的に開催するもの。部門は、ロボットを持っていれば誰でも参加することができる「全日本の部」、全国工業高等学校校長協会の会員校の生徒が参加できる「高校生の部」がある。

 ロボットの種類は、マイコンチップを積み秒速4メートルの速度を出すコンピュータ・プログラムを内蔵した自立型と、プロポを使って操作し、パワーや運動性能に視点を置いたラジコン型の2種類がある。ロボットの規格は、自立型・ラジコン型ともに幅20センチ×奥行き20センチ以内、高さ自由、重さ3キロ以内となっている。ロボット相撲は土俵の上で1対1で行い、先にロボットの一部が土俵から出たら負け。試合時間は3分3本勝負で時間内に2本先取したほうの勝ち。

 大会は8月31日の東北大会から始まり、北海道や東海、近畿、四国など9カ所で地区予選を開催し、高校生の部全国大会は11月2日に大阪市中央体育館(大阪府大阪市)で、全日本の部全国大会は12月21日に両国国技館(墨田区)で開催する。

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