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2008年07月24日(木) 21時28分

「理不尽、信じられない」=しめやかに斉木さん通夜−宇都宮時事通信

 東京都八王子市の京王八王子駅ビル殺傷事件で、死亡した中央大4年斉木愛さん(22)の通夜が24日、実家のある宇都宮市の斎場でしめやかに営まれた。黒い雲が空を覆い、激しい雨が降る中、小学校や中学校の同級生らが突然の死を悼んだ。
 参列した男性によると、祭壇には斉木さんが縫いぐるみを抱えてほほ笑む遺影が飾られ、母親の真理子さん(56)は気丈に振る舞っていたという。
 中学校で斉木さんの後輩だった女性は「同姓同名であってほしい」と話し、事件が信じられない様子。高校で担任だった女性は菅野昭一容疑者(33)に対して「自分の問題を人にぶつけないでほしい」と憤った。
 中学1年の時に、斉木さんと一緒に学級委員を務めた会社員の男性(23)は「責任感があって人望もあった。理不尽な話で、今でも信じられない」と唇を震わせた。 

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