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2008年07月24日(木) 01時20分

<八王子殺傷>「大事件起こせば、名前が出ると」容疑者供述毎日新聞

 東京都八王子市の京王八王子駅ビルの書店で起きた刺殺事件で、殺人未遂容疑で逮捕された会社員、菅野昭一容疑者(33)が警視庁捜査1課の調べに対し「大きな事件を起こせば、名前がマスコミに出ると思った」と供述していることが分かった。同課は23日、菅野容疑者宅を家宅捜索し、動機の解明を進めている。

 調べでは、菅野容疑者は22日正午過ぎに自宅を出て、午後に現場近くの大手スーパーにある100円ショップで文化包丁(刃渡り約15センチ)を購入した。その後、駅ビルのショッピングセンターに来たらしい。司法解剖の結果、斉木さんは左胸を包丁でひと突きされており、死因は失血死だった。傷は心臓まで達していたという。

 菅野容疑者は「仕事や職場での人間関係で2〜3日前からむしゃくしゃしていた。親は話を聞いてくれず大きな事件を起こせば自分の名前もマスコミに出ると思った」などと供述している。【川上晃弘】

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