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2008年07月24日(木) 09時27分

家屋被害に影響の長周期少ない=古村東大教授が地震波形分析−岩手沿岸地震時事通信

 岩手県沿岸北部を震源とする最大震度6強の地震について、東京大地震研究所の古村孝志教授は24日午前、地震波形の分析結果を明らかにした。日本列島の下に沈み込む太平洋プレート内部(深さ108キロ)で発生したため、カタカタとした小刻みな揺れとして感じる周期0.1〜0.2秒程度の短周期地震動が多く、木造家屋の被害に強く影響する同1〜2秒程度のやや長周期の地震動はほとんど含まれていないという。 

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