2008年07月20日(日) 20時37分

巨人　二岡、４カ月ぶり復帰も失策…好機に代打（毎日新聞）

　さぞやプレーに集中しづらかっただろう。右ふくらはぎ痛のため２軍で調整を続けていた巨人・二岡が、開幕戦のヤクルト戦（３月２８日）以来となる１軍のグラウンドに立った。約４カ月ぶりの復帰に温かい声援を送る三塁側のファン。一方、一塁側スタンドからは激しいブーイングが起きた。こちらの関心は、女性タレントとの交際騒動にある。

　四回。２死一、二塁で打席に立って初球に手を出し右飛。その裏、内川の打球を弾いて失策した。やや強い打球だったとはいえ、いったん懐に収めていた当たりだった。そして、六回１死満塁の好機には、代打・高橋由を告げられた。

　球場入りした時には「勝利に貢献できるよう頑張りたい」と、ここまでの不在を取り戻す活躍を誓った。しかし、精彩を欠いたプレーの連続に「応援に応えられず、申し訳ない」。言葉少なながら、神妙に再び頭を下げ、タクシーに乗り込んだ。

　信頼回復には、結果を出すしかない。「戦いの船に乗ったわけで、これから暴れてくれるでしょう」。原監督も、「これから」に期待を込めた。【村田隆和】

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