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2008年07月19日(土) 20時10分

<韓国>統一教会・文教祖ら乗ったヘリ着陸失敗 14人けが毎日新聞

 【ソウル中島哲夫】韓国の聯合ニュースによると、19日午後5時(日本時間同)過ぎ、ソウル北東にあたる京畿道加平郡雪岳面の高さ630メートルの山頂付近で、世界基督教統一神霊協会(統一教会)の文鮮明(ムンソンミョン)教祖と家族ら16人が乗ったヘリコプターが不時着、文教祖と韓鶴子(ハンハクジャ)夫人、孫3人を含む14人が負傷した。重傷者はいない模様。

 一行はヘリでソウルを出発し、事故現場から約2キロ離れた統一教会系の病院屋上に着陸する予定だったが、悪天候による視界不良の中、原因不明の故障で山の茂みに不時着した。韓国大統領の専用ヘリと同じ機種で、搭乗者らの退避後に爆発したという。

 現場付近一帯には病院のほかにも統一教会の関連施設が多数ある。事故後、教会関係者が道路を封鎖するなど部外者の接近を徹底排除。政府の事故調査委員会による乗員らの事情聴取には応じている。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080719-00000077-mai-kr