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2008年07月18日(金) 11時09分

<バスジャック>逮捕の少年、学校の友人に借金申し込み毎日新聞

 愛知県でのバスジャック事件で、逮捕された少年(14)が同じ学校に通う男子生徒に対し現金10万円を貸すよう要求していたことが分かった。現金は渡っていないが、生徒の親から相談を受け、担任の教諭らが11日、少年宅を家庭訪問していた。山口県宇部市教委が17日、記者会見し明らかにした。

 同市教委によると、少年は、友人関係にあった女子生徒とトラブルになり、教諭らから指導を受けていた。担任や生徒指導の教諭ら3人が11日、少年宅を家庭訪問し、借金の申し込みについても言及していた。

 14日夜、両親から借金や女子生徒との問題で注意され口論になったという。

 借金の理由や目的について、市教委の野村和芳学校教育課長は「事実としてつかんでいるが、彼らは在学中なので遠慮願いたい」として明らかにしなかった。【後藤俊介】

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000033-mai-soci