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2008年07月18日(金) 22時31分

視聴覚障害者参加し模擬法廷=通訳や説明不足で課題浮き彫り−裁判員制度時事通信

 来年5月から始まる裁判員制度に向け、視聴覚障害者が参加する模擬裁判が17、18の両日、東京地裁で開かれた。手話による通訳や、図面を口頭で詳しく説明するなどの対応が取られたが、参加者からは「裁判中に通訳の存在が忘れられることがあった」との声が上がるなど、課題も浮き彫りになった。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000186-jij-soci