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2008年07月18日(金) 23時29分

「京都駅で大量殺人」と110番 府警、ナイフ所持の高3逮捕京都新聞

 18日午後5時ごろから6時半ごろにかけ、若い男の声で「今から京都駅で大量殺人を起こします」という犯行予告の電話が計3回、110番にかかった。警戒中の五条署員が午後6時50分ごろ、京都市下京区の阪急烏丸駅付近で不審な男を発見し、ビニール袋の中に果物ナイフを所持していたため、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。
 府警によると、男は兵庫県姫路市の高校3年の少年(17)。少年は殺害予告の電話を認め、「ナイフは今日、京都市内の店で買い、護身用に持っていた」と供述している、という。
 犯行予告は京都駅、阪急烏丸駅、京都高島屋の公衆電話からかけ、自分の名前と高校名を告げていた。府警がこの高校の制服を着た男を捜し、阪急烏丸駅西改札口付近で制服姿の少年を見つけた。
 駅の売店の女性店員は「警察官が少年と話していたが、しばらくして『犯人確保』『じっとしてろ』という声が聞こえびっくりした」と話していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080718-00000058-kyt-l26