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2008年07月17日(木) 22時02分

カシミヤ混用率で不当表示、日生協に排除命令読売新聞

 セーターなどのカシミヤ混用率に不当な表示があったとして、公正取引委員会は17日、日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)に景品表示法違反(優良誤認)で排除命令を出した。

 公取委によると、日生協は昨年9月〜今年3月ころ、通販カタログに「ハーフカシミヤ」「素材:カシミヤ50%」などと表示し、セーターやカーディガン計9品目を販売、計2万着(1億1900万円)を売り上げたが、実際の混用率は1〜5%弱だった。

 問題の商品は、日生協の委託で国内メーカーが中国で製造したが、仕様と異なる原糸が納入されたことに気付かなかったという。不当表示は今年3月の在庫点検で発覚。日生協は購入者への返金を進めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080717-00000060-yom-soci