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2008年07月17日(木) 19時05分

日本生協連、カシミヤで不当表示=「50%ブレンド」ほとんどゼロ−公取委時事通信

 生協の連合会「日本生活協同組合連合会」(東京)が「カシミヤ50%」と表示して販売したセーターやカーディガンに、カシミヤが約1〜5%しか含まれていなかったのは、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は17日、再発防止を求める排除命令を出した。
 公取委によると、日本生協連は昨年9月ごろから今年3月ごろまでの間、会員である生協を通じて組合員に9商品を販売。カタログに「しっとりしたカシミヤとふっくらしたウールを50%ずつブレンドしたハーフカシミヤ」などと表示したが、実際にはカシミヤはほとんど含まれていなかった。 

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