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2008年07月16日(水) 23時19分

バスジャック 少年、積極的で明るく ソフトテニス部所属毎日新聞

 14歳の少年によるバスジャック事件を受け、山口県宇部市教育委員会は16日午後7時過ぎから記者会見。前田松敬教育長は「このような事件を起こしてしまい、誠に申し訳ない」と述べた。

 市教委によると、少年は、友人関係にあった女子生徒の親から相談を受けたとして、11日に担任教諭の自宅訪問を受けた。少年は14日は登校したが、夜に両親とけんかになり15日未明に家出をしていた。家出当時、親の財布から現金が抜き取られていたという。

 少年はソフトテニス部に所属。自ら学級委員長に立候補するなど積極的で明るく、委員長としてクラスをよくまとめていたという。

 一方、少年の同級生の女子生徒によると、少年は昨年、吹奏楽部に入部したが約2カ月で退部。その後、隠れてたばこを吸ったり、同級生に暴力を振るうなど荒れ気味だった。女子生徒は「中学に入って暴力的になった。自分の彼女と話をしている男子生徒がいると『ちょっかい出すな』と殴りかかったこともあった。最近、テニス部に入って落ち着いていただけに、びっくりした」と話した。

 少年は、両親と妹の4人家族。近所の主婦は「家族で出掛けるなど仲の良い姿をよく目にした」と話した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080716-00000030-maip-soci