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2008年07月16日(水) 08時05分

「iPhone 3G」を知ったのは新聞・雑誌・テレビ、「BlackBerry」はインターネットで+D Mobile

 ネットエイジアは7月15日、「BlackBerry&iPhoneに関する調査」の結果を発表した。調査は7月14日と15日の両日、15歳から59歳のケータイユーザー2000人を対象に行ったもの。

 同調査によれば、ソフトバンクモバイルが発売したアップルのスマートフォン「iPhone 3G」の認知度が、加熱するメディア報道を背景に大幅に上昇。発売日前日の認知度が52.3%だったのに対し、7月11日から15日の約5日間で、1.4倍にあたる74.7%になったという。

 NTTドコモは8月1日から個人向けの「ブラックベリーインターネットサービス」を開始するが、サービス提供開始約2週間前の時点で、「BlackBerry」の認知度は12.8%となった。

 BlackBerryについて、最初の認知経路で最も多かったのは「PC、ケータイなどを利用した際のインターネットアクセスによって」で43.0%。他方、「iPhone 3G」については、最初の認知経路で最多となったのは「新聞、雑誌、テレビ、ラジオによって」で71.5%だった。

 またiPhone 3Gの購入者または購入予定者では、BlackBerryの認知度は69.2%となっており、比較検討している状況がかいま見える。「PCでのインターネット利用歴」と「BlackBerry」認知度は関係性が高く、利用歴が長いほど認知度が高くなる傾向があり、「利用歴10年以上」では認知度22.3%となった。

 なお、iPhone 3Gについての購入状況、購入予定に関する意識調査を実施したところ、回答者2000人のうち、購入者、購入予定者、購入検討者の合計は229人で11.5%。この割合は、7月9日、10日に調査を行った際の購入予定者または購入検討者の割合11.0%とほぼ変わらなかった。

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