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2008年07月16日(水) 01時05分

<出資法違反>競馬利用の「東山倶楽部」の幹部2人を起訴毎日新聞

 投資顧問会社「東山倶楽部」が競馬結果を的中させて高額配当するとうたった出資法違反事件で、名古屋地検岡崎支部は15日、同社の元東京都ブロック支局長、杉畑武(52)と元静岡県富士市地区代表、吉村宜久(55)の2容疑者を出資法(預かり金の禁止)違反の罪で名古屋地裁岡崎支部に起訴した。他に逮捕された同社の元静岡市地区代表(60)については「関与の程度が低い」として起訴猶予処分にした。

 起訴状によると、2被告は05年8月24日〜10月17日ごろ、同倶楽部の会員を対象にした説明会などで元本保証や月5〜12.5%の配当をうたい、8人から計1140万円を集めた。【式守克史】

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