ATMでは顔隠さないで＝振り込め詐欺で行動計画−警察庁・法務省（時事通信）

2008年07月15日(火) 10時47分

　泉信也国家公安委員長と鳩山邦夫法相は15日の閣議後記者会見で、被害が拡大している振り込め詐欺の「撲滅アクションプラン（行動計画）」を発表した。「社会を挙げて取り組む必要がある」として、現金自動預払機（ATM）の前では携帯電話を使わず、サングラスなどで顔を隠さないよう、金融機関や利用客などに協力を求める。
　プランでは、詐取金の入り口であり出口でもあるATM周辺の対策を強化。誘導による振り込みを防ぐため携帯電話を利用しないことや、被害を最小限に抑えるため利用限度額の設定引き下げなどの周知を求める。また、詐欺グループは顔を隠して金を引き出しに来るため、サングラスや帽子、マスクを着けて操作しないよう看板などで呼び掛けてもらう。　

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