記事登録
2008年07月15日(火) 17時00分

二岡“モナ不倫”騒動余波…2軍のトホホな男たち夕刊フジ

 巨人・二岡智宏内野手(32)の不倫騒動余波は、まだまだ広がる。二岡の出場する2軍の試合は、いまや1軍をしのぐほどの注目度。問題の夜に二岡と同席していた矢野、2軍のまま北京五輪韓国代表としてチームを離れることが確定的となった李承ヨプなど「トホホな男たち」に皮肉なスポットが当たっている。

 かつて、これほど2軍戦に世間の耳目が集まったことはなかった。山本モナとの不倫騒動を受け、二岡が出場した先週末の13、14日イースタン・対ヤクルト2連戦(ヤクルト戸田球場)には、いずれも観客300人ずつと、多数の報道陣が詰めかけている。

 スタンドからは「モナ岡」「他のことを考えてるんじゃないぞ」と辛辣なヤジが飛ぶ。二岡は2試合で7打数ノーヒットに終わり、1軍合流は先送り。スポーツ紙も2軍戦としては異例の大きな扱いだ。

 そのスキャンダルで、直接スポットライトを浴びてしまったのが矢野。問題の今月6日夜、二岡と矢野が連れ立って新宿2丁目のゲイバーに繰り出し、偶然居合わせたモナと二岡の間にロマンスが生まれている。二岡問題を最初にスクープした「女性セブン」と同じ小学館が発行する「週刊ポスト」14日発売号には、こう描写されていた。

 「ベロベロに酔った矢野さんが服を脱ぎ、全裸になってカラオケを歌い始めた。それを見た二岡さんはたしなめるどころか、矢野さんの陰毛にライターで火をつけ、『熱い、熱い!』とのたうちまわる矢野さんをダシに、ゲラゲラ笑っていた」

 矢野も二岡同様、右ひじを痛めて2軍調整中。こちらは、室内練習場でフリー打撃を再開した段階だ。ある1軍首脳陣は「もともと良くも悪くも調子に乗りやすい」とあきれた様子。矢野も妻帯者だ。家庭では針のムシロ状態だろう。昨年、劇的な代打逆転満塁本塁打を放ち、観戦した渡辺球団会長から「1発1000万円の価値がある」と大絶賛された。ところが、今季はすっかりツキに見放されている。

 開幕直前に右ひじ疲労骨折が発覚。ようやく5月29日に出場選手登録され、翌30日の楽天戦では2点を追う9回2死から四球で出塁したが、KYな盗塁失敗を喫し、敵将の野村監督を「バッカじゃなかろかルンバ!」と喜ばせる屈辱的な一幕を大演出している。6月4日には1軍滞在わずか6日間で2軍へ逆戻りした。降格の理由は盗塁失敗ではなく、「右ひじはもう大丈夫だと言うから1軍に上げたのだが、また痛いと言うんだよ」(原監督)というものだったが。

 巨人で昨年1軍に登録された野手のうち出場試合数上位15人、つまり主力級だった野手のうち、目下2軍で調整中は二岡、李、矢野、脇谷、小坂の5人。投手では昨年の投球回数上位13人、つまり主力級だった投手は金刃、西村、久保、福田、姜建銘、林、会田の7人に及ぶ。ファンに顔と名前を知られた選手がズラリだ。

 年俸5000万円以上の2軍選手は、今季球界最高年俸6億円の李を筆頭に、二岡(1億9500万円)、門倉(7500万円)、吉武(6000万円)、小坂(5000万円)、矢野(5000万円)と並ぶ。

 これだけ1軍にいるべき顔ぶれが下にいてもなお、巨人は貯金6で首位猛追の体制に入りつつあるのだから、さすがにお金をかけて分厚い選手層を形成しただけのことはある。ファンにとっても、普段観客の少ない2軍戦をも当分楽しめる絶好機。

 もちろん経営サイドにしてみれば、2軍に置くために高い給料を払っているわけではない。せめてリーグ優勝か日本一を達成してくれないことには割が合わない−という心境だろう。


【関連記事】
不倫はご免!伊原ヘッドが“風紀委員”襲名
モナ効果?フジ系「サキヨミ」視聴率2ケタ
「モナ、別の大物選手と密会」マーク中に“思わぬ二岡”が登場
伊藤アナ「サキヨミ」で謝罪 モナ不在で生放送
■特集「バレちゃった。交際発覚録」■

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080715-00000008-ykf-spo