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2008年07月15日(火) 19時34分

「バカ市長」記事は名誉棄損、新潮社の上告棄却読売新聞

 週刊新潮に「バカ市長」と題する記事を掲載され、名誉を傷つけられたとして滋賀県彦根市の獅山向洋市長が、発行元の新潮社(東京)に約2200万円の損害賠償などを求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(藤田宙靖裁判長)は15日、新潮社の上告を棄却する決定をした。

 22万円の賠償を命じた2審・大阪高裁判決が確定した。

 問題となったのは、2006年11月9日号の同誌が「『飲酒事故』報告義務は憲法違反と言った『彦根のバカ市長』」との見出しで報じた記事。1審・大津地裁は市長の請求を棄却したが、2審は「市長の全人格を否定し、バカ扱いした記事」と名誉棄損を認めた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080715-00000052-yom-soci