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2008年07月15日(火) 16時22分

NTT東西地域会社の「ひかり電話」広告に排除命令=公取委ロイター

 [東京 15日 ロイター] 公正取引委員会は15日、NTT<9432.T>の東西地域会社である東日本電信電話(NTT東日本)と西日本電信電話(NTT西日本)が提供する「ひかり電話」の広告が景品表示法の規定に違反しているとして、両社に排除命令を出した。
 ひかり電話は、両社のIP(インターネット・プロトコル)技術を用いた音声通話サービス。NTT東西は2007年2月ごろから11月ごろまでの間、ひかり電話に関する新聞広告や新聞折り込みチラシ、ダイレクトメールなどに光通信サービスの利用料など必要な料金を表示していなかったか、あるいは明瞭に記載せず、あたかも通話料のほかには月額基本料とひかり電話関連機器の利用料のみで利用できるかのように表示していたという。公取委は、チラシなど広告物約4000種類を調査した結果、約3分の1が違反していたとしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080715-00000529-reu-bus_all