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2008年07月14日(月) 22時01分

大阪府、経費削減で府政情報番組2つ廃止産経新聞

 大阪府の橋下徹知事は14日、27年間続いた府政をPRするテレビ番組「大阪情報箱」の最終回の収録に臨んだ。大阪情報箱は40年間続いたラジオ番組とともに、経費削減の一環で今月末で終了する。
 府によると、テレビ、ラジオでのPRを廃止するのは全国の都道府県では初で、年間約7000万円の経費が削減できるという。
 昭和57年から民放のテレビ大阪で放送されている「大阪情報箱」は、府内のニュースやイベントを紹介する番組で、日曜午後1時55分から放送されている。
 また、ラジオ大阪で毎週月〜金曜の午前に放送されている「ぐるーっと大阪!見て、聞いて」も府政をPRする番組で、週に1回府職員が出演している。
 橋下知事が就任以降、マスコミへの露出が増えて宣伝効果が上がったことも両番組の廃止につながった。
 最終回となる27日放送分では府が推進している廃材を利用したバイオディーゼル燃料を取り上げ、橋下知事は「世界でも最先端の技術。温暖化対策にもなるので、ガソリンの代わりに使ってほしい」などとPRした。

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