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2008年07月14日(月) 23時26分

震度2を「5弱以上」と発信=高度利用者向け地震速報−気象庁時事通信

 気象庁は14日、鉄道事業者などに向けた緊急地震速報の中で、同日夜に千葉県銚子市で震度2を観測した地震について、発生直後に「最大震度5弱以上と推定」と誤って発信したと発表した。約5分後に正しい震度を発信した。
 同庁の観測では、同日午後7時41分、茨城県沖で地震があり、千葉県銚子市で震度2の揺れを観測。震源の深さは約20キロ、地震の規模(マグニチュード)は3.7と推定される。
 同市内の1つの観測地点で、緊急地震速報の発信条件の設定にミスがあったために起きたといい、気象庁は設定を修正した。ほかの観測地点を点検したが、ミスはなかったという。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080714-00000162-jij-soci