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2008年07月14日(月) 07時02分

サキヨミ伊藤アナ モナ事件「恥ずかしい」スポーツニッポン

 不倫疑惑で謹慎処分となった山本モナ(32)がキャスターとして出演していたフジテレビ「サキヨミ」(日曜後10・00)の2回目が13日、放送された。モナは出演せず、伊藤利尋アナウンサー(35)が冒頭で「今回の事態を受け、当面出演を見合わせたいとの申し入れがございました」と説明。「先週、高らかに新番組スタートと宣言しておきながらとても恥ずかしく申し訳ない」と頭を下げ、モナ本人の謝罪コメントも読み上げた。

 番組はスーツ姿の伊藤アナの謝罪でスタートした。「今夜はこうして私1人で番組のオープニングを迎えることになりました」。そして「立場にふさわしくない軽率な行動をとってしまった」というモナの謝罪コメントを代読。その後、「このサキヨミという番組。先週(6日)始まったばかりでございます」と強調し、「私個人といたしましては、山本さんと新しいスタイルの情報番組を目指していこうと意気込んでおりましたので今回の事態は残念な限りです」と語った。

 伊藤アナは「視聴者の皆さまの期待を裏切るような形になってしまいましたことを深くおわび申し上げます」と約5秒間、さらに「皆さまの信頼を得るそんな番組をつくるべく、誠心誠意、努力してまいります。どうか、よろしくお願いいたします」で約3秒間、番組の冒頭で2度深々と頭を下げた。

 約2分10秒の謝罪には、番組開始の日に不倫騒動を起こし、わずか1回の出演で姿を消したモナへの悔しさがにじんでいた。

 06年9月にも、モナはTBS「NEWS23」のキャスターに抜てきされたものの、民主党の細野豪志衆院議員(36)との不倫騒動が報じられ、体調不良を理由に休養。復帰することなく、わずか5回の出演で降板した。「サキヨミ」のキャスター起用にフジテレビ内でも当初から反対の声があっただけに、関係者の間では裏切られた思いが強く、このまま降板が確定的な状況。当事者のモナは、この日も自宅で謹慎を続けているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080714-00000045-spn-ent