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2008年07月14日(月) 06時59分

“モナ・ショック”に揺れる『サキヨミ』 番組冒頭で騒動を謝罪オリコン

 先週、メインキャスターとしてタレントの山本モナを抜擢するなど、注目を浴びて新たにスタートを切ったばかりの情報番組『サキヨミ』(フジテレビ系・日曜22時〜)。その第1回放送直後に女性週刊誌で山本がプロ野球・読売巨人軍の二岡智宏選手との不倫関係を報じられ、無期限謹慎処分となった“異常事態”のなか13日(日)、同番組の第2回分が放送された。1週間前には考えられなかった形で、注目が集まった番組冒頭、同じくメインキャスターを務めるフジテレビの伊藤利尋アナウンサーは1人で登場し「このようなことになってしまったことを、とても恥ずかしく、また申し訳なく感じております」と謝罪するとともに、不在の山本のコメントも発表した。

山本モナ、キャスター復帰に「リベンジはやめて」

 「こんばんは。今夜はこうして私1人でオープニングを迎えることになりました」と切り出した伊藤アナは「一連の報道等で皆様がご存知の通り、今回の事態を受けまして山本モナさん、ならびに所属事務所より当面、番組の出演を見合わせたいとの申し出がございました」と報告。また番組サイドとしてもその判断について「それが妥当であると判断して、出演を見合わせることになりました」と今回の決定についての経緯を明かした。

 伊藤アナは続いて山本の謝罪コメントも発表。「この度、多くの関係者のご尽力により番組キャスターという大役を与えていただきながらも、その立場にふさわしくない軽率な行動をとってしまい、番組出演者、スタッフ並びに関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。あわせて、番組を応援してくださっている視聴者の皆様に対し、このような騒動を招いてしまいましたことを、心からお詫び申し上げます。山本モナ」と不在の山本に代わって読み上げた。

 そして、個人の見解として「山本さんと一緒に新しいスタイルの情報番組を目指していこうと意気込んでおりましたので、今回の事態は残念な限りです。先週、高らかに新番組『サキヨミ』スタートと宣言しておきながら、このようなことになってしまったことを、とても恥ずかしく、また申し訳なく感じております」と無念の思いを吐露。そして「皆様の信頼を得る、そんな番組を作るべく、誠心誠意努力してまいります。どうかよろしくお願いいたします」と番組の信頼回復を誓って締めくくった。

 なお同日の放送には奇しくも、ゲストコメンテーターとしてタレントで読売巨人軍球団代表特別補佐の長嶋一茂も出演。二岡選手に対してのコメントが注目されるも、番組では冒頭の伊藤アナ単独の謝罪以外は、騒動について特に触れられることはなかった。

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