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2008年07月14日(月) 00時00分

PPC広告(ぴーぴーしーこうこく)読売新聞


絵・唐沢なをき/文・唐沢よしこ

 インターネットを調べ物に使ったり、友達とのコミュニケーションに使ったりというのはもう普通のこと。せっかくだからおこづかい稼ぎに使いたいと思う人は多いでしょう。

 ネット人口の増加にともない、ネット広告を自分のサイトに掲載する人も増えました。PPC広告というのは、ネット広告の種類のひとつですワン。PPCはペイパークリック(Pay Per Click)の略で、「クリック報酬型」とも言われています。自分のサイトに訪れた人が、掲載されている広告へのリンクをクリックすれば報酬が得られるという仕組みです。

 ネット広告の種類としてよく知られているアフィリエイトは訪れた人がサイトの広告をクリックし、何か商品を購入しないと報酬が得られないという成功報酬型。それに比べるとPPC広告のほうが報酬を得るために必要なステップが少なく、広告掲載サイトのオーナーには人気があります。

 「これ、自分でいっぱいクリックすればカンタンに報酬が増やせるじゃん?」なんて思う人もいると思いますが、広告提供側もこのような不正については厳しくチェックし、対策を立てています。

 PPC広告を採用している有名どころに、検索サイトのGoogleが提供する「Google Adsense」がありますが、ここは不正と思われる行為があればすぐ警告が来たり、掲載を打ち切られたりして、かなり厳しいようです。やはり楽には儲からないということですかね。ワンワン。

http://www.yomiuri.co.jp/net/column/yougo/20080714nt0d.htm