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2008年07月13日(日) 10時00分

本当に田代まさしを思うなら即刻、入院させるべきだ日刊ゲンダイ

 04年9月に2度目の覚醒剤所持で逮捕されて懲役3年6月の実刑判決を受けた田代まさし(51)が、先月26日に栃木県内の刑務所を出所した。
 発売中の月刊誌「創」では出所直後の田代の独占告白が掲載され、「地獄のような日々だった」「(覚醒剤の後遺症は)全くなかった」などと話している。今後、田代は今月16日に「創」主催のトークイベントに出席し、記者会見も開くという。服役中に妻と離婚しただけに、今後は自活するしかないが、仕事は決まっていない。かつてはビデオ映画の監督や月刊誌の連載で食いつないでいた時期もあったが……。
 田代は00年に女性のスカート内の隠し撮りで罰金刑を受け、01年には風呂場をのぞいたとして逮捕された。02年2月に覚醒剤取締法違反で執行猶予付き有罪判決を受け、執行猶予中に再犯で逮捕されている。
 芸能界は“前科者”に寛容で、和田アキ子、志村けん、美川憲一らが田代の復帰を支援したこともあった。だが、今回はさすがに難しいだろう。
 出版プロデューサーの高須基仁氏はこう言う。
「芸能界復帰なんてとんでもないですよ。会見だって必要ありません。薬物中毒は病気です。何年服役しようが、薬物をやめられない人もいるし、田代だってよほどの決意がないと……。本人のためにも、復帰だなんだと言う前にまずは専門医がいる病院に直行すべきです。しっかり治療させなければ、3度逮捕された三田佳子の次男の二の舞いになる可能性もありますよ」
 厳しいのは塀の中だけではない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080713-00000003-gen-ent