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2008年07月12日(土) 08時02分

巨人・“原チルドレン”の活躍で今季初2位サンケイスポーツ

 (セ・リーグ、巨人4−1横浜、9回戦、巨人6勝2敗1分、11日、東京ドーム) 巨人は11日、横浜9回戦(東京ドーム)で4−1快勝。寺内崇幸内野手(25)や岩舘学内野手(27)ら、原監督(49)が起用した若手の活躍で連勝だ。中日が敗れたため、ついに今季初の2位に浮上。首位追撃への快進撃がいよいよ始まる。

 一発あり、小技あり。打線がつながり、投手が抑える。原巨人が、理想の野球で2連勝。原監督もベンチで、ドッカリと座っていた。

 「ヤングボーイ!! 頑張っているよね。若い力というものが今、いい形で出ている。これを肥やしにすると、彼らにもチームにも大きいよ」

 指揮官も声を大にして若手の活躍を喜んだ。

 その視線はプロ入団以来、初めてお立ち台に上がった寺内と岩舘の“原チルドレン”に向けられた。これまで、失策やサインミスを何度も繰り返してきたが、それでも原監督はチャンスを与え続けてきた。

 その我慢が実って、2年目寺内は、エンドランを2度成功させ、初の猛打賞を記録。5年目の岩舘は2本の二塁打で打線を引っ張った。

 何とか勝ちたい試合だった。この日、バックネット裏の球団ブースでは、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(72)が観戦。今季7試合目で4月23日の横浜戦(東京ドーム)以来、79日ぶりとなる2勝目をミスターにささげた。

 「これまで、スタメンで使ってもらっても結果を出せなかった。きょうの3安打を今後につなげていきたいです」

 今後の活躍を誓った寺内。中日が敗れたため、これで今季初めて2位に浮上した。首位阪神を止めるのはオレたち!! 原チルドレンが、ヤングパワーでチームを引っ張っていく。


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