記事登録
2008年07月11日(金) 18時40分

<北京五輪>空からのテロを警戒、「不審な飛行体は撃墜も」—中国Record China

2008年7月10日、新華社通信(電子版)によると、北京五輪の警備対策を主管する五輪安保指揮センターの田義祥(ティエン・イーシアン)部長は同社の取材に対し、「特に空からのテロ攻撃を警戒している」と述べた。

五輪安保指揮センターは、五輪安保協調グループと人民解放軍が組織した専門の警備組織。同センターの責任者である田部長によると、北京五輪期間中、競技場周辺の上空には飛行制限区域と禁止区域を設け、空の安全を徹底的に確保する。また、万が一不審な飛行体を発見した場合、解放軍空軍が「警告、威嚇の上、撃墜する」と述べた。 【その他の写真】

このほか、レーダーの探知が難しい小型機の低空飛行を厳しく禁止するほか、公安部門と共同で探知能力の向上にも急いでいるという。(翻訳・編集/NN)

【関連記事】
<北京五輪>テロ組織摘発の安全防衛プロジェクトを再度発令—新疆ウイグル族自治区
<北京五輪>テロ対策!?会場にミサイル車両を配備—中国軍
<北京五輪>テロ対策万全!陸海空の3軍も投入—中国
<北京五輪>オリンピックは安全に開催できる・テロ対策は万全「対応に自信」—中国公安部
<北京五輪>放射能テロ対策で米国から核専門家チームが派遣—米メディア

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080711-00000038-rcdc-cn