2008年07月11日(金) 07時02分

モナ活動休止　「サキヨミ」後任人事着手（スポーツニッポン）

　フリーキャスターの山本モナ（３２）と巨人・二岡智宏（３２）の不倫疑惑浮上から一夜明けた１０日、モナの処分について所属事務所は「当分謹慎するよう命じました」と発表した。テレビやラジオなどレギュラー番組４本の出演を含む全芸能活動を当面見合わせる。期間は未定。キャスター復帰したばかりだったフジテレビの新情報番組「サキヨミ」（日曜後１０・００）は、他の出演者が穴を埋める。

　モナが所属するオフィス北野はこの日午後８時ごろ、ファクスによる文書をマスコミ各社に送付。「（今回の件は）キャスターという重責を預かった立場にはふさわしくない、自覚に欠けた行動であったとして、山本モナの次回からのサキヨミの出演を当分見合わせていただきたい旨、申し入れました」と説明。「すべてのテレビ局のほかの出演番組などにつきましても同様に当分の間、出演を見合わせていただきたい旨を各担当者にお願いいたしました」と続けている。

　ラジオ番組のレギュラーについても局に同様の報告をしたといい、当面の間、芸能活動を全面的に休止することになりそうだ。

　モナのレギュラー番組があるフジテレビ、日本テレビ、文化放送はこの申し入れを承諾。フジは「山本さんのキャスターとしての可能性を期待していただけに、スタート直後にこのような事態となり、大変残念であり、かつ遺憾に思います」とコメント。サキヨミは、伊藤利尋アナや大島由香里アナら現在の出演者のまま継続していく。

　降板についてフジは「決まっていない」としたものの、ＴＢＳ「ニュース２３」のキャスターに起用された直後の０６年９月、民主党・細野豪志衆院議員との不倫が報じられた際も「休養」期間に入った後、正式降板している。フジはすでに後任人事に着手。同局幹部や番組スポンサーが厳しい見方をしていることからも、復帰は困難な情勢で前回と同じような経緯をたどりそうだ。また、関係者は「現在の出演者だけでは番組のスタイルが保てない」ともしており、近く大幅リニューアルに踏み切る可能性もある。

　金曜レギュラーを務める日テレ「おもいッきりイイ！！テレビ」（月〜金曜前１１・５５）は１１日放送分から出演を見合わせる。同局も「事務所およびご本人から出演の自粛をさせていただきたいと連絡を受けましたので承諾しました」とした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080711-00000045-spn-ent