記事登録
2008年07月10日(木) 20時00分

<iPhone>意外と打ちやすい? タッチパネル入力操作毎日新聞

 11日発売される米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)3G」は、タッチパネルを触って操作する仕様が話題となっており、キーボードもタッチパネル式で携帯電話のメール機能を多用する日本のユーザーには、使いにくいのではないかとの懸念があった。同社は、発売前に携帯電話に詳しいジャーナリストを集めて試用させ、「打ちやすい」との評価を得たことを明らかにした。

 アイフォーンの機能はアップル本社で開発、日本だけに特化した機能はない。「日本語」を設定すると、日本で通常使われている携帯電話と同様に「あかさたな」が割り当てられた文字盤が表示され、キーを長押しすると、「あ」なら周囲に「いうえお」のキーが十字型に表示され、上下左右の十字型のキーで選択するか、「い」なら2回、「う」なら3回押して選択する。漢字変換は予測機能もある。

 加速度センサーを搭載し、本体を回転させると表示方向が自動的に切り替わる機能が付いており、縦型で普通の電卓、横にすると関数電卓に切り替わるという。ゲームなどのアプリケーションは、専用サイトからダウンロードして使い、待ち受け画面に表示するアイコンは好きな順番に並べ替えできる。3G向けの日本語のアプリケーションもあるが、発売日の明日リリース予定で、数や内容はまだ公開されていない。【岡礼子】

【関連ニュース】
【関連写真特集】iPhone発売ドキュメント

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000016-maiall-sci