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2008年07月10日(木) 07時02分

“スピード降板”必至 事務所「モナにも非」スポーツニッポン

 キャスター復帰当日に巨人の二岡と不倫騒動を起こした山本モナ(32)に対して、スポンサー筋やテレビ関係者もあきれるばかり。妻子ある男性との度重なるスキャンダルに所属事務所のオフィス北野も「本人に自覚がない」と憤りを隠さなかった。

 06年10月に民主党の細野豪志衆院議員(36)との不倫騒動でTBS「NEWS23」を降板してから1年9カ月。念願のキャスター復帰がかなったばかりの再スキャンダルに関係者も言葉を失った。

 番組で共演したことのある放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏は本紙の取材に「1回ならまだしも、大事な番組が始まる時に2度もとなるとうかつすぎる。どのような状況にしろ、このような騒動の責任は男女半々。特に既婚の女性視聴者は敵意を抱くと思うし、私生活があまりにだらしないと報道を伝えても誠意が見えず説得力がない」と厳しく指摘。

 その上で「“女芸人”のように、バラエティー番組で言いたいことを言ったりしているのが向いているのではないか。“NEWS23”降板後はスイカのかぶり物をつけて復帰したけど、今回はジャビット(巨人軍のマスコット)をかぶっておわびするしかない。」とコメントした。

 今回の騒動でしびれたのがフジテレビ。スポンサー離れが深刻なテレビ業界の状況もあり、同局上層部はスキャンダルがあった時の迅速な対応を重視。「サキヨミ」の女性プロデューサーは、モナの復活に期待を寄せていただけに関係者は「同じ女性として不倫スキャンダルを繰り返したことにかなり憤慨している。期待を裏切られた思いも強いのでは」と話した。

 モナの釈明ファクスを報道各社に送ったオフィス北野も「本人に非がある。前回の騒動から、彼女にはその後積み上げてきたものがあったはず。自分が何をやっている人間なのか、その自覚がないとおしかりを受けても仕方ない」と答えた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080710-00000046-spn-ent