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2008年07月09日(水) 12時15分

小田急新型ロマンスカー、特別列車が江ノ島線に初の乗り入れ湘南経済新聞

 小田急電鉄(本社=東京都新宿区)は7月22日より、新型ロマンスカー・MSE(60000形)を夏の特別列車「湘南マリン号」として運行し、江ノ島線に初めて乗り入れる。

 今年3月に運行を開始した同列車は、全席指定制の特急列車として初めて東京メトロ線内に乗り入れた。平日は大手町や霞ケ関など都心へ通勤客のための「ビジネス特急」、土曜・休日は、北千住から箱根へ向かう「観光特急」として2つの顔を持つ新型のロマンスカーで、現在、江ノ島線への通常運行はない。

 今回は臨時列車として、8月22日までの平日、同電鉄多摩線唐木田駅(往路=8時18分発・復路=17時43分着)〜江ノ島線片瀬江ノ島駅(往路=9時32着・復路=16時33分発)間を1往復運転し、乗り入れ初日の22日には、片瀬江ノ島駅で到着式を開催、藤沢市長や「海の女王」によるテープカットなどを行う。7月15日〜8月31日は、同電鉄全駅で販売する片瀬江ノ島駅までの往復乗車券購入者に、片瀬海岸海の家(東浜・西浜)と新江ノ島水族館での割引特典が付く。

 同電鉄広報部の石井栄治さんは「通常運行のロマンスカーの車型変更ではなく、臨時列車として新たにダイヤを組むことから営業線に影響が出ないように注意した。青いロマンスカーに乗って湘南にでかけてほしい」と話す。

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