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2008年07月08日(火) 19時01分

ネット預金被害、231件に=前年度から倍増−金融庁時事通信

 金融庁は8日、2007年度におけるインターネット口座などの被害状況を発表した。他人にネット口座のパスワードを知られ、預金を引き出される被害は231件(平均82万円)となり、06年度の100件(同109万円)の2倍以上となった。同庁は「ネット口座の普及に伴い、被害件数が急増している」とした。
 ネット口座のほか、偽造カードによる被害は663件(06年度は636件)、盗難カードによる被害は4955件(同6867件)だった。
 銀行などは預金引き出しで本人確認を強化しているが、被害発生に歯止めが掛からない状況だ。金融庁は推測しやすいパスワードや暗証番号を使わないよう利用者に呼び掛けている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080708-00000127-jij-bus_all