記事登録
2008年07月07日(月) 19時12分

ストーカー判事「覚悟決めている」 訴追委聴取に産経新聞

 宇都宮地裁判事のストーカー事件で、国会の裁判官訴追委員会の臼井日出男委員長ら委員3人は7日午後、山梨県の甲府刑務所を訪れ、ストーカー規制法違反の罪で起訴された同判事、下山芳晴被告(55)を事情聴取した。

 臼井委員長は聴取後、記者団に対し「(事実関係を)はっきりと認めていた。『覚悟を決めている』などと話していた」とコメント。また、「(下山被告から)国民や被害者への謝罪の気持ちや言葉はあったか」との質問には、「十分に持っていた」と答えた。

 事情聴取は約1時間半にわたり行われた。訴追委は今後、司法当局の協力を得て調査を進め、国会の裁判官弾劾裁判所への訴追の是非を判断する。

【関連記事】
宇都宮地裁判事を逮捕 女性にメール、面会迫る
「メール、恋愛目的ではない」ストーカー裁判官が供述
ストーカー判事、善意の第三者装い警察に「部下が被害」 
「もうお風呂入った?」ストーカー判事メール【全詳細】
【衝撃事件の核心】判事をストーカーに変貌させた“執着心” カギは「異動直前」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000955-san-soci