記事登録
2008年07月06日(日) 07時50分

甲子園への切符は2枚 全国高校野球選手権、大阪大会開幕産経新聞

 「全身全霊で闘い抜くことを誓います」−。5日開幕した第90回全国高校野球選手権大阪大会。大阪市西区の京セラドーム大阪で行われた開会式で、出場185校の球児たちが行進し、甲子園への2枚の切符をかけた熱戦が始まった。

 開会式は午前11時から行われ、選手たちは府立淀川工科高校吹奏楽部の演奏に合わせ、昨年の優勝校・金光大阪を先頭に、堂々と行進。出場校の校名がアナウンスされるたびに、スタンドからは声援があがった。 来賓の橋下徹知事は「大会は多くの人が見守るので、君たちだけのプレーではない。みんなの思いを背負いながら一生懸命頑張って、大阪を熱くしてほしい」とあいさつ。松山守審判委員長は「高校生らしいはつらつとしたプレーで、最後まで目を離せないゲームを期待している」と球児たちを激励した。

 選手宣誓で、八尾北の山本誠也主将(17)は「困難を一緒に乗り越えてきたチームへの信頼と感謝の気持ちをを忘れず、一球一球全身全霊でプレーします」と力強く宣誓した。

 開会式に続き、能勢−汎愛の試合がプレーボール。北大阪大会は26日、南大阪大会は27日に決勝戦が予定されており、熱い夏の戦いがスタートした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080706-00000000-san-l27