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2008年07月06日(日) 05時57分

防潮鉄扉操作訓練を視察 橋下・大阪府知事ら産経新聞

 台風シーズンの到来を前に、高潮に備えた防潮鉄扉の開閉操作訓練が5日深夜から、大阪市内の淀川や神崎川など3つの川筋の計17カ所で行われ、大阪府の橋下徹知事と同市の平松邦夫市長が視察した。

 訓練には、府、市、水防事務組合など計11機関から約600人が参加。6日未明にかけて、防潮扉の設置状況を点検し、正常に作動するかを確認した。

 橋下知事と平松市長は、住民の安全と安心を重視する立場から視察を決めた。訓練本部となった同市西淀川区役所で行われた訓練出陣式で、知事として初の参加となる橋下知事は「みなさんの力がなければ、府民の安心、安全は守れない」と激励。平松市長も「災害はいつ発生するか分からない。あらゆる事態を想定して、力を発揮してください」と述べた。この後、2人は防潮扉の操作訓練を見学した。

 訓練は、昭和52年から毎年1回実施。周辺道路を全面通行止めにするため例年、この時間帯となる。

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