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2008年07月06日(日) 16時01分

青森大間崎でヘリ墜落か 青森朝日放送アナウンサーら搭乗東京新聞

 6日正午ごろ、青森県大間町の大間崎付近にいた人から「海上を飛んでいたヘリコプターが見えなくなり、大きな音がした」と青森県警に通報があった。県警と第2管区海上保安本部は、ヘリコプターが墜落した可能性があるとみて、沿岸部や海上の捜索を始めた。

 青森朝日放送(青森市)によると、通報があった付近を取材するため、同日午前に取材スタッフを乗せて飛び立ったヘリが予定通りに帰っていない。ヘリの運航会社によると乗客乗員は4人で、機長と副機長、青森朝日放送のアナウンサーとカメラマンだという。

 アナウンサーらは、青森県沖で同日未明に艦内で火災を起こした海上自衛隊の護衛艦が寄港するのを取材するため、ヘリに乗った。午前11時すぎに青森空港を出発、午後2時すぎに同空港に戻る予定だった。

 青森地方気象台によると、青森県の海上では5日夜から濃霧注意報が出ており、霧が発生しやすい状況だった。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008070601000232.html