記事登録
2008年07月06日(日) 15時22分

<航空事故>民放の取材ヘリ不明…青森・大間崎沖で墜落情報毎日新聞

 6日午前11時45分ごろ、青森県大間町の大間崎で釣りをしていた男性が「(大間崎沖の海上で)ヘリコプターが墜落したような大きな音がした」と県警大間署に通報した。青森朝日放送(本社・青森市)がチャーターした小川航空(大阪市)所属のヘリ1台が音信不通となっており、県警や青森海上保安部は、同社のヘリが墜落した可能性もあるとみて捜索している。

 調べによると、釣りをしていた男性がヘリコプターが海上を飛んでいるのを目撃し、霧で見えなくなった直後に、「ドカン」という音を聞いたという。当時、現場は霧が深かったという。

 飛行プランによると、ヘリは同日午前11時16分、むつ市方面へ向け青森空港を出発し、午後2時16分に戻ってくる予定だった。同機には機長、操縦士と青森朝日放送のアナウンサー、カメラマンの計4人が乗っていたという。同日朝、火災があった海上自衛隊の護衛艦の取材に向かっていた。

 行方が分からなくなっているヘリはアエロスパシアル社のAS350(6人乗り)。

【関連ニュース】
イージス艦事故:「レーダー記録の常時保存を検討」防衛相
日航機墜落:安全への願い込め、慰霊登山者のつえ作り--藤岡市立美九里東小 /群馬
御巣鷹慰霊登山道通行止め:土砂崩れ現場に歩道 長野ルート、見送る方向 /群馬
北アルプス水晶岳・ヘリ墜落:死亡の機長、不起訴処分--地検 /富山
土砂崩れ:御巣鷹慰霊登山道通行止め 迂回路確保へ協議 上野村、週内にも /群馬

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080706-00000013-mai-soci