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2008年07月05日(土) 10時01分

超リアル!米大統領選シュミレーションゲーム日刊ゲンダイ

 今後、本格化する米国の大統領選。米国民はそれをネットのゲームで楽しんでいる。「POLITICAL MACHINE」がそれ。誰でもダウンロードできて、自分が大統領候補者かそのスタッフになって、バーチャルな大統領選を戦う遊びだ。まず19ドルで一定のポイントをもらう。それをいかに増やすか。どうしたら寄付が増えるか。そのためには州ごとに、どのような政策をどのタイミングで出すべきか。こうしたことをクリアして、選挙を戦っていくのである。ゲームには過去の大統領選のデータが入っていてキャンペーンの成否はジャッジ、票という形で戻ってくる。
 このゲームは04年のブッシュ対ケリーの大統領選の時も大人気を博し、ケリーを候補者にして戦い、勝ったプレーヤーが多かった。今年も大統領選は熱いので、またまた話題になっている。
「黒人初のオバマか、史上最高齢のマケインかで大統領選の盛り上がり方は凄い。米国人は自分が候補者になったように熱狂する。それをゲームにしたわけで、民主主義が定着し、政策論争が国民の間にも浸透している米国ならではのゲームです」(国際問題評論家・浜田和幸氏)
 英語力が必要だが、いくつものレベルがあるので試してみる価値はある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080705-00000006-gen-ent