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2008年07月05日(土) 07時00分

依頼の領収書、架空名義か=詰め替え作業の倉庫使用料−ウナギ偽装時事通信

 中国産ウナギの産地偽装事件で、水産物輸出入会社「魚秀」側から偽装の詰め替え作業を請け負ったとされる水産物会社元専務らが、作業で使った倉庫を所有する会社に代金を支払った際、同社の知らない社名で領収書を発行させていたことが5日、分かった。
 領収書に書かれた社名は、元専務の水産物会社とは無関係で、実在しないとみられる。兵庫、徳島両県警の合同捜査本部は同日までに、同倉庫を現場検証し、捜査を進めている。 

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