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2008年07月04日(金) 10時49分

女性乗務員を連続暴行=早朝、走行中のJR車内−34歳男を逮捕・神奈川県警時事通信

 走行中のJR電車内で女性乗務員に暴行するなどしたとして、神奈川県警が強姦(ごうかん)と強姦致傷の疑いで飲食店従業員今井卓哉被告(34)=川崎市川崎区桜本=を逮捕していたことが4日、分かった。同被告は容疑を認め、既に起訴されている。
 県警戸部署の調べによると、今井被告は3月と4月の早朝、二度にわたり、JR東海道線の下り電車内で、それぞれ別の女性乗務員に対し、「死にたくなかったら言うことを聞け」などと脅し、グリーン車近くのトイレに連れ込み、暴行した疑い。
 被害女性2人のうち1人は未遂に終わったが、首を絞められるなどして、2週間のけがを負った。今井被告は乗客の少ない時間帯を狙ったとみられる。
 JR東日本広報部は「極めて遺憾。このような卑劣な行為は絶対にやめていただきたい」とした上で、今後の対策として「車内の監視カメラを順次導入している。警備員などの警戒添乗の拡大、非常時対応の指導徹底にも努める」としている。
 電車内の女性暴行事件では2006年8月、JR北陸線の特急で、乗客の会社員が男に乱暴される事件があった。 

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