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2008年07月04日(金) 17時22分

サミット間近、道内はいっそうの厳戒態勢に突入!オーマイニュース

 サミットを目前に控え、道内は厳戒態勢に突入している。7月3日、札幌市内中心部を走る国道36号線では通行規制で車両を追い出し、高級車やパトカーが高速で走行していた。首脳護送の訓練である。当然、これに関連して渋滞が発生。

 プレスセンターがある留寿都村では検問が頻発し、幹線道路から抜け道からすべて検問を行っている。

  1日に留寿都方面へ向かった時は、検問の準備、訓練などがメインで実際には止められなかったが、いよいよ本番だ。3日には千歳ICへの道路が封鎖され、迂回(うかい)路も遮断され、ぐるっと遠くから反転しての進入しか認められなかった。ICを目前にして30分程度の足止めをくらった。さらに、高速道路、幹線道路を中心に目にするパトカーや警察官の数が尋常でない。

 筆者が確認しただけでも、北海道警は当然、和歌山県警、滋賀県警、大阪府警、広島県警、岡山県警、警視庁のパトカーや白バイまで目にした。あまりの威圧感に皆、意味もなく減速し、また渋滞という悪循環である。

 全国各地から警察車両(検問用の監獄車両を中心に)が終結しているのは、豊平川河川敷。あまりの台数に声も出ない。

 北海道の地理に詳しくない警察官が集まって役に立つのかやや疑問である。この警備総費用はいくらになるのか? 洞爺湖サミットでは難問ばかり抱えて、その開催効果は政治的にも経済的にも疑問符がつくが、ぜひ、来週は良いニュースを耳にしたい。

(記者:太刀川 洋平)

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