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2008年07月04日(金) 19時25分

Webブランド調査:1位「Yahoo! JAPAN」で「Google」が2位に上昇、「楽天市場」は3位転落nikkei TRENDYnet

 日経BPコンサルティングは6月30日、企業Webサイトに対するインターネットユーザーの評価結果を「Webブランド調査2008-III」(2008年4月実施)として発表した。「サイトブランド指数」の上位5サイトは、1位「Yahoo!  JAPAN」(127.1)、2位「Google」(116.0)、3位「楽天市場」(114.8)、4位「Amazon.co.jp」(100.2)、5位「Yahoo! オークション」(99.2)。2007年第1回の調査以来3位だった「Google」が前回調査に比べ7.3ポイント上昇し、2位を維持していた「楽天市場」(同2.8ポイント減)と順位を入れ替えた。

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 「Google」は前回の調査から「ユーザビリティ」評価を14.7ポイント、「好感度」評価を9.3ポイント高めており、3月中旬実施のトップページ刷新が奏功したと日経BPコンサルティングは分析する。また、米Microsoftによる米Yahoo! 買収問題の報道で米Googleが多く言及されたことや、Googleに関するベストセラー書籍の登場も影響したと見る。また、Googleに対して約4割の回答者が「ほかにはない魅力がある」と評価するなど、ブランドの個性が広く認識された。

 オンライン地図サービス「Googleマップ」と「Yahoo! 地図情報」(現名称は「Yahoo! 地図」)を比較したところ、5つの評価項目すべてで「Googleマップ」が「Yahoo! 地図」を上回った。特に「ユーザビリティ」で大きく引き離し、「サイトブランド指数」で5位「Yahoo! オークション」に次ぐ6位となった。

 また、調査開始直前の4月1日前後にリニューアルを実施したサイトでは、「NHKオンライン」「goo」「so-net」「BIGLOBE」「livedoor」「MSN Japan」など各評価指数を下げたところが多かった。ただし、前回調査でリニューアルにともなって「ユーザビリティ」評価を下げた「Yahoo!  JAPAN」が指数を今回改善させたことから、時間の経過でユーザーが慣れれば指数も上昇すると考えられる。

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