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2008年07月03日(木) 19時36分

韓流パッチワークで日韓交流−新橋のギャラリーで参加型イベント新橋経済新聞

 新橋のギャラリー「Gallery Kyo」(港区西新橋2、TEL 03-3591-3520)で7月3日、韓国と日本の国交正常化40周年を迎えた2005年に始まった記念イベント「日韓『友情のポシャギ』」第3回目に先駆けて、「友情のポジャギ製作及び繋(つな)ぎイベント」が行われた。

 「ポシャギ」とは、韓国の伝統的なパッチワークのことで、絹や麻を縫い合わせて作品を作る。韓国語で「幸せを包む布」という意味で、物を包んだり覆ったりと身近に使われている。同イベントは、7月1日から同ギャラリーで行われている李京玉(リ・キョンオク)さんの「暮らしのポシャギ展」の一環として行われたもので、針箱を持参した参加者たちが思い思いに作品を制作した。

 今回の「友情のポシャギ」では、韓国伝統の色彩で縁起が良いとされている赤・青・黄・白・黒の5色をテーマに2枚以上の布をつなぎ合わせたハンカチサイズの作品を募集し、集まった作品をさらにつなぎ合わせて大きなポシャギを制作、「友情をつなぐ」もの。

 作品の募集は「第3回 日韓『友情のポジャギ』を作る会」により日本全国と韓国で6月30日まで行われたが、ギャラリーkyoに約70点、大阪には約130点、福岡に約40点、名古屋に約50点、韓国には約150点余りの応募があり、締め切りを過ぎた現在もまだ作品が送られて来ているという。つなぎ合わされた大きなポシャギは8月に韓国で展示された後東京、大阪、仙台、名古屋で展示される予定だという。

 ギャラリーの営業時間は10時〜18時。日曜・祝日定休。同展は7月6日まで(最終日は15時まで)。

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Gallery Kyo

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080703-00000000-hsk_bs-l13