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2008年07月03日(木) 10時03分

夕食前か就寝前、Yahoo! でニュースチェックが圧倒的多数japan.internet.com

Yahoo! や Google あるいは MSN では、ニュースも閲覧することができる。特に、インターネットユーザーにとっては重要な情報源になっている。携帯電話などの端末さえあれば、いつでもどこでもニュースをチェックできるといっても間違いではないかもしれない。

インターネットコム株式会社と株式会社マーシュが実施した「ニュースサイトに関する調査」で、インターネットユーザーはオンラインでニュースチェックを行う時間帯として夕食後か就寝前を選んでいることがわかった。

調査は全国の民間企業ないし官公庁に勤める男女300人を対象に行った。男女比は男性50.0%、女性50.0%、年齢別では20代20.0%、30代 20.0%、40代20.0%、50代20.0%、60代以上20.0%となっている。

まず、すべての回答者300人に、情報収集に利用するメディアを聞いた。複数回答で選択肢から選んでもらったところ「テレビ」280人、「ラジオ」36人、「インターネット」300人、「新聞」163人、「雑誌」30人、「携帯電話のニュース」57人などとなった。

また、よく利用するニュースサイトを聞いたところ「新聞社系列のニュースサイト」が28.0%(84人)、「分野別のニュースサイト」が23.7%(71人)、「ポータルサイト」が86.7%(260人)となった。

インターネット利用者のメディアの使い分けは、Web とテレビを軸に雑誌やラジオ、雑誌や携帯ニュースを活用するといった形のようだ。ニュースサイトでは、やはりポータルサイトの利用率が大きくなっている。

さらに、ニュースサイトを複数リストアップし、その中から閲覧したことのあるものを選んでもらった。

その結果、Yahoo! の利用者が圧倒的に多かった。また、Google ニュースで広く情報を集める使い方がインターネットユーザーには一般的なようだ。新聞社の運営するサイトを利用している回答者は、それぞれ3割以下とそれほど振るわない。回答数はそれぞれ、「日本経済新聞(NIKKEI NET)」29.3%(88人)、「読売新聞(YOMIURI ON LINE)」28.3%(85人)、「朝日新聞(asahi.com)」28.3%(85人)、「毎日新聞(毎日.jp)」19.0%(57人)、「産経新聞(MSN 産経ニュース、iza など)」12.3%(37人)などとなった。

加えて、もっとも頻繁に利用するサイトを回答してもらったところ「Yahoo! ニュース」が圧倒的に多く78.7%(236人)という結果になった。

ニュースサイトをチェックする頻度は「3時間に1回以上」11.0(33人)、「6時間に1回程度」13.3%(40人)、「半日に1回程度」24.7%(74人)、「毎日1回程度」39.0%(117人)、「1週間に1回程度」1.3%(4人)、「1月に1回程度」1.3%(4人)という結果となった。

最後に、ニュースサイトをチェックする時間帯を回答してもらうと、「出勤・登校の前」22.0%(66人)、「出勤・登校中」12.3%(37人)、「就業・授業中」17.3%(52人)、「昼休みなどの休み時間に」32.7%(98%)、「帰宅途中」8.7%(27人)、「帰宅後の夕食前」20.7%(62人)「帰宅後の夕食中」5.0%(15人)、「帰宅後の夕食後」44.7%(134人)、「就寝の直前」39.3%(118人)「ニュースが自分の元に届いてすぐ」2.7%(8人)ということがわかった。

調査協力:株式会社マーシュ

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